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2020.12.15

1分で読める「ニシダの仕事哲学」いいキャリアとは②

「ニシダの仕事哲学」では、人材業界に10年以上関わり続け、様々な求職者と出会ってきたニシダが考える「仕事にまつわるアレコレ」をお話します。あなたのこれからを考えるヒントになると嬉しいです。今回は「いいキャリア」について。後編です。

“あなたの歩みたいキャリア” と “他者から示されるニーズ

前回の記事で、「いいキャリア」について、納得できるか否かがひとつのポイントだとお話ししました。自分の歩いている道に自信が持てているか。みなさんはいかがでしたか?

とはいえ、人はひとりで生きているのではなく、社会のなかでたくさんの他者と関わっていくもの。世の中との関わりも踏まえて「いいキャリア」を考えてみると、 自分の歩みたいキャリア=他者のニーズ になっているのが「いいキャリア」なのでは?

主観的に「これがしたい。やりたいことができている」と思っている人も、改めて自分を俯瞰してみてください。あなたが積み重ねてきた経験、知識、スキル、それらを総合したキャリア…それが社会において、誰から、どのように求められていますか。独りよがりではなく、自分を必要としてくれる人の存在を確認するのも大切です。

他者のニーズに応えることで生まれる「歩みたい」もある

「自分には、やりたいことが特にない。与えられた仕事だけをやってるだけだから、いいキャリアになんてなり得ない」と思っている人もいるかもしれません。でも 「いいキャリア」は、いつも自分の希望からスタートするのかといえば、必ずしもそうでもない と思うんです。例えば、私は人材系の仕事に長く関わってきました。今でこそ、セミナー講師や、幅広い年齢層の方からキャリア相談を受けたり、企業さんから採用のご相談を受けていますが、それが全て「やりたかったこと」かと言えば、そうではありません。

私のそれまでのキャリア、仕事ぶりに対して、「こんな相談がしたいです」「力を貸してもらえませんか?」と他者から自分へニーズをいただき、広がっていった可能性がたくさんあります。 自分の中では予想できなかった、こんな予定ではなかった ということもあるんですよ。これがまた面白い。必要としてもらう機会をきっかけに、歩みたいキャリアのあり方も変化していきました。

「やりたいことじゃない」と切り捨てるのは簡単です。でも、それではもったいない。目の前にあらわれたチャンスに精一杯向き合ってみる。その姿勢が「いいキャリア」につながっていくんじゃないかな。私はそうして納得できるキャリアを歩んできました。今でも 「頼まれたら、基本的には断らない」 が仕事の基本姿勢です。そして、期待に応えるために、学びも大事にしています。

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